第50回愛川町一周駅伝競走大会

● 第1区 ●
スタートは9時40分。スタート直後に西口(原臼)が飛び出して100mを13秒で通過。すでに後ろの足音は聞こえず。そのまま後続との差を広げて道路へ。先導は箱根の先導もしている神奈川県警ホワイトエンジェルスが2台。競技場を出たところではバイクの発車が遅くぶつかるかと思うくらいに接近。下りに入って更にスピードを上げて1kmを2分30秒で通過。しかし、ここから急激に西口の動きが鈍りピッチが上がらない。1.3km付近で後ろから2つの足音が近づき、1.6km付近で梶原(大塚)・松村(両向)が揃って先頭へ。西口はそのあと平本(田代A)に抜かれて4位に。西口の三増交差点の影山商店先2kmまでは3分01秒。平本とも5・6秒の差。その前とはどんどん差が開く一方。高峰小先の3kmを通過してから愛川高校前までに西口が平本を逆転して再び3位へ。先頭は梶原が独走し松村が遅れているのが見える。西口と松村の差は100m近く。箕輪の交差点で原臼の幟と名前での声援、役場前での佐藤家の女性陣3人の姿を見て練習不足からアゴが上がりいっぱいいっぱいの状態も「このままじゃ前回区間賞が廃れる」と思い、松村を追う。愛川東中先の下りで腹痛を起こした松村との差が一気に詰まる。しまむら前の5kmが15分33秒。前回より25秒も遅く「こりゃ18分台だ」と始めてゴールタイムを意識。高校1・2年にこのコースを走ったときに最後の300mで2人に抜かれていたので、カーショップのウィンドーで後ろを確認しつつ必死に松村を追う。結局中継時で6秒差。先頭の梶原は高校1年生ながら従来の区間記録を更新する17分33秒の快走。松村・西口と続き、4位には上位候補の細野の松本、平本は5位、立科町の伊藤さん、優勝候補箕輪区の三瓶さんまでが18分台で走った。

● 全体 ●
1区の順位は大塚が独走し、両向・原臼・細野A・田代A・立科町・箕輪。立科町がオープン参加のため6位入賞はここまで。このあと上熊坂A・角田A・春日台A・六倉Aと入賞圏内から1分の間に続いた。
2区は中学生のエース区間。圧巻は中里(原臼)。先頭から54秒差でたすきをつないだ中里はスタート直後に2位に上がり、1.4km付近の2回目の角を曲がる前に先頭に立つとそのまま差を広げて2位に上がった田代Aに58秒の大差で区間賞。両向が3位、風邪で体調を崩した大塚は4位、5位には中学2年生ながら区間2位で走った八木(六倉A)が6人抜きで上がった。6位が細野A、箕輪は順位変わらず、立科町8位、上熊坂A、春日台Aと続いた。
3区は区間新で3人が走る大盛況。ここで先頭に立ったのは区間2位で走った本田(田代A)、34秒遅れて11分台の区間新の高知(箕輪)、原臼はさらに4秒遅れの3位。7秒遅れて区間新でも区間3位の穂坂(細野A)、このあとは1分半遅れて六倉A、立科町、大塚、春日台A、上熊坂A、両向は10位まで順位を落とした。
4区は一般の区間で最も短いが上って下るタフなコース。田代Aの伊従慧が区間賞で後続との差を56秒差まで広げる。箕輪、原臼、細野A、六倉A、立科町、大塚の7位まで順位の変動なし。続いて51秒差で上熊坂A、三増A、10位は田代Bと春日台Aが並んだ。
5区は2.19kmの中学生区間。田代Aの伊従祐の区間3位の確実な走りでトップを固持。6区7区の力からみてこの時点で優勝は間違いないと思われた。2位は区間トップの走りで丸山(原臼)が上がり、箕輪は3位。細野A、六倉A、立科町、大塚、上熊坂Aの8位までは変わらず。立科町を除いた6位大塚と7位上熊坂Aの差は1分10秒。田代Bが春日台Aを引き離し単独の9位、春日台Aが10位で続いた。
6区は行って帰ってくる往復コース。田代Aの志田が区間新の走りで独走。2位に上がった箕輪との差は1分43秒まで広がった。3位は原臼、4位細野A、5位六倉A、6位に大塚、7位が立科町、8位田代B、9位で春日台Aと上熊坂Aが並んだ。6位と7位の差は2分50秒で入賞圏内は固まった。
アンカー7区はアップダウンの続くコース。先頭の田代A山口は東海大1年生。着実に歩を進め区間新・総合大会新で2連覇達成、区間新の区間2位で総合2位の高橋(箕輪)に2分10秒の大差をつけた。3位には細野A、4位に六倉A、5位大塚、原臼は競技場内で2チームに抜かれ何とか入賞圏内にとどまる6位。立科町、上熊坂A、田代B、春日台Aと続きました。


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