ストレッチの方法

ストレッチは柔軟性を高め、質の良い筋肉を作り障害予防に役立ちます。全身をリラックスさせて決して反動をつけずに気持ちいいと感じる程度に伸ばしましょう。練習の前のストレッチには突然の障害の予防、練習後のストレッチには疲労回復を早めるという意味合いがあります。1つの動作にかける時間は20〜40秒くらい。ゆっくりと息を吐きながら行いましょう。

協力 : 県立厚木北高等学校陸上競技部


長座から上体を倒して腕を前に出し、手はつま先を掴む。身体の硬い人は足首を持つ感じ。伸ばした足のつま先は上を向け、ひざが曲がらないことに注意する。反動をつけずにゆっくりと伸ばしていく。太ももの裏面・ふくらはぎと背中の筋肉が伸びることを意識して行う。


長座から片方の足を反対側の脚の付け根にもって来て、上体を前方に倒し伸ばしたほうの足のつま先を掴む。届かない場合は足首を掴む感じ。伸ばした足のつま先は上を向け、曲げた足のひざは地に付けたまま。伸ばしたほうのひざが曲がらないように注意。伸ばしたほうの脚の太ももの裏面・ふくらはぎと・背中と、曲げた脚の太ももの内側の筋肉が伸びることを意識して行う。反対の脚も同様に。


ハードルを越えるときの姿勢。長座から片方の脚を股関節90度、ひざ90度に曲げた状態から、上体を前方に倒し伸ばしたほうの足のつま先を掴む。届かない場合は足首を掴む感じ。伸ばした足のつま先は上を向け、曲げたほうの足の膝は地につけたまま。伸ばしたほうの足の膝が曲がらないように注意。伸ばした足のふともも裏面・ふくらはぎ・背中と、曲げた足のふともも表面が伸びていることを意識して行う。反対の足も同様に。


両足の裏をくっつけて身体に近づける。両膝はできるだけ地に付けるようにして上体を前方に倒してくる。股関節の内側の筋肉が伸びていることを意識して行う。


長座から片ひざを曲げ、足を腰までもってきたら上体を後に倒し寝た状態になる。伸ばした足のつま先は上を向ける。曲げた足の太もも前面が伸びることを意識して行う。反対の脚も同様に。


長座から上体を後に倒し、寝た状態から片ひざを胸まで引き上げ両手でできるだけ胸に近づける。伸ばした足のつま先は上を向けひざは曲げないように注意する。引き上げた脚のでん部と太もも裏面が伸びていることを意識して行う。反対の脚も同様に。


ひざを立てて座った状態から、片足を反対の脚のももに乗せる。できるだけ上に乗せた脚は胸に近づけ、下の脚のかかとはでん部に近づける。上に乗せた脚の太ももの付け根の筋肉が伸びていることを意識して行う。反対の脚も同様に。


ん〜〜〜言葉に表すのが難しい↑↑の格好。。。片足をあぐらをかくようにして、反対の脚を太ももの外側へ持ってきて両腕で抱えるようにする。ひざを立てたほうのでん部の筋肉が伸びていることを意識して行う。反対の脚も同様に。

人体図の出典・参考資料 : 『基本ストレッチ』 日本文芸社発行
色づけはHP管理人

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